症例紹介

京都より、歯が短く、前歯の形と色味を綺麗にしたいと、ご相談に来られました。

接客業をされている為、極力ダウンタイムが短く、仕上がりは、歯の色と形を変えられるラミネートベニアを考えておられ、審美性の高い仕上がりをご希望されていました。

削らないラミネートベニアとは

韓国で大流行している歯を削らないラミネートベニアは、歯を0.0〜0.3mmほどで調整し、極薄のラミネートベニアを貼り付ける治療になります。

歯を全く削らない、もしくはほとんど削らないことから、歯にダメージがなく、傷めたり、強度が落ちるようなことはありません。

当院では、歯を最大限まで保存したラミネートベニアの治療を行なっており、このお写真のようにその薄さは、0.1mmまで薄くすることができます。

臨床例

治療前

術前は、歯が短く、歯の形も統一感がなく、色味も日本人特有の黄色い状態でした。

正常な歯の長さより3mm〜4m mほど短い状態だったので、笑うと歯茎が見えるガミースマイルの状態でもありました。

治療後

治療後は、歯が長くなるだけでなく、歯茎の輪郭も理想的な丸みのある卵形をしており、歯茎の高さが揃うことでより審美性の高い歯になりました。また歯が長くなる事でガミースマイルの改善もしています。

ラミネートベニアは、『いかにもセラミック!!』ではなく、自然でナチュラルなラミネートベニアをご希望されておりましたので、歯の形や表面性上も天然歯を模倣して自然に仕上げるようにしています。

0.1mmの極薄のラミネートベニアで治療を行っているため、歯の輪郭がシャープで、「ボテっ」とした感じがないのがわかります。

お肌の色も白い患者様でしたので、ラミネートベニアの色も自然に見える最大限の白さで仕上げています。シェードはW3〜W2のホワイトニングシェードを使用しております。

治療ステップ

術前〜歯冠長延長術後〜6枚のラミネートベニア後の治療の流れのお写真になります。

先ずは歯冠長延長術を行い、ここから3か月程度歯茎の成熟を待ちます。この期間をしっかり空けないと、歯茎に腫れが出やすく、赤くレッドバンドと呼ばれる歯肉の炎症が見られるようになってしまいます。

最終のラミネートベニアで、歯茎を少し押して上げることで歯茎の丸みをより綺麗に仕上げるようにしています。

使用しているセラミックは、Feldspathic porcelainと言われる、より透明感が出やすく、極薄で仕上げる事のできるセラミックを使用しておりますが、厚みが0.1mm程度なので、歯茎を押しながらセットするのには、繊細さと高度な技術が必要になります。

この患者様も6枚のラミネートベニアのセットに3時間を要しております。

歯を削らないラミネートベニアの根拠

上記写真の形態修正後(下部)は、ラミネートの厚み分の0.1mmのみ歯の厚みを調整したお写真になります。歯の形が変わっていないの分かると思います。(治療前は、歯冠長延長術前の為、歯は短い状態です)

0.1mmの厚みのラミネートベニアであっても、全く歯を削らないと分厚く、「ボテっ」としたように見えてしまいます。

この患者様は、もともと歯の膨らみが大きいケースだったので、ラミネートベニアの厚み分0.1mmの形態修正を加えております。この形態修正時に、麻酔などは行っておりません。

治療前後比較(口元)

笑う度に、口元に手を当てて気にしていた歯が、ここまで自然に綺麗に仕上がりました。

一眼レフ高感度カメラで至近距離から撮影しても、ラミネートベニアのセラミックが入ってることも、歯冠長延長術の手術の痕も分かりません。

ラミネートベニアと歯冠長延長術で、お口元の雰囲気は大きく変わりました。

治療後の仕上がりに、とても喜んで頂きました✨まさに理想とする自然で、可能な限り歯を白くして、ガミースマイルも改善して、歯茎の輪郭も丸みがある全てが思い通りになりました✨と仰って頂きました。

京都から、遠かったと思いますが、ご通院頂きありがとうございました✨

治療詳細

年代・性別20代女性
主訴歯が短く、前歯の形と色味を綺麗にしたい
治療内容ラミネートベニア6本、歯冠長延長術
費用19.8万×6本(税込)、22万(税込)
期間3〜4ヶ月
リスク・副作用きちんとした診査診断を行わないと、セラミックの破折や脱離が起こることがあります。

監修者情報

松井 泰隆  YASU DENTAL CLINIC 院長

東京歯科大学を卒業後、京都大学医学部附属病院で口腔外科を学び、その後審美歯科やインプラント治療を行う医療法人に勤務し分院長などを歴任。

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